お散歩をしながらあなたの知らない23区をお届けします!
記念すべき1回目は世田谷区の西の端から歩き始めました。
世田谷区は南から、大井町線、田園都市線、小田急線、京王線が走ります。
東急沿線は田園都市株式会社(現在の東急の母体企業)によって開発されましたが、
その田園都市株式会社の創設者が、新しい一万円札の渋沢栄一であることはご存知でしょうか?
今回は新一万円札に親しみを感じるべく、田園都市線沿線をお散歩してみました。
*二子玉川
多摩川沿いの二子玉川は近年開発が進み、高島屋やショッピングセンターのライズなど、
便利でハイソな街であることはご存じの通りです。
その中でもおすすめのお店が「高級食パン専門店 あずき」です!
ふわふわの食パンに、粒ごと練られたあずきの優しい甘さについつい手がのびます。
ご家族で1.5斤サイズもいいですが、秘密のご褒美に1枚切りや2枚切りもいいですよ
「あずき」は店舗の構え方も変わっていて面白いんです。
高島屋の裏側の商業ビルにはいっているのですが、一見するとお店をみつけられません笑
階段横の細い通路を少し歩くのですが、知らないで行くと迷ってしまうかも!
*桜新町
駅を出てすぐにサザエさんの磯野家が迎えてくれます。
波平さんの毛が何者かに抜かれても、その度に植毛してくれる暖かい街です
そんな桜新町で最高に格好いい建物を発見!
「駒沢給水塔」
大正時代に、現在の渋谷区に飲用水を供給するため建設された給水塔だそうです。
ファンタジーの要塞のような、お城のような、チェスのポーンのような
住宅街にありながら大正ロマンを感じられるすてきなデザインです。
トップの王冠の部分は当時光っていたらしく、
江戸川乱歩は怪人二十面相のアジトのモデルにしたとの逸話に想像を掻き立てられます。
当時は「丘の上のクラウン」なんて呼ばれていたとか。
*三軒茶屋
渋谷駅から2駅と思えないディープさと住みやすさで、度々話題になる三軒茶屋。
前から思っていましたが、不思議な地名ですよね。
由来は、江戸時代に大山詣でにぎわった街道に、三軒のお茶屋さんがあったからとか。
国道246号線沿いに駅があり、駅付近の複数の商店街には、老舗と新しいお店がミックスされて軒を連ねます。
その中でも異彩を放つのがレコードショップの「フジヤマ」です。
公式HPの記載にたがわず「日本のロックをメインにした秘境店」としてディープな層の支持を集めています。
見た目のインパクト大なので、地元の人でも入店したことがない人も多いのでは。
フジヤマの根強い人気の背景は、さまざまなライブハウスやDJバーがある、
三軒茶屋ならではの音楽文化に支えられていそうです!
おしゃれさもありながら、下町感も感じられる街並みが三軒茶屋の人気の所以のようでした。
次回も23区の知られざる面々をご紹介していきます!